お庭の情報/ガーデンプランニングノート12

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狭小地におけるフロントヤードのデザインのポイント

欧米では道路側に面する部分をフロントヤード、その反対側をバックヤードと言います。
フロントヤードは一般的に、南入りでは大きく、北入りでは小さくなります。また、狭小地のフロントヤードでは間口が狭く、建物と道路の距離も短くなります。さらに、道路と敷地にかなり高低差がある場合は圧迫感も出てきます。
そのため、このような空間を素敵に見せる工夫が狭小地では特に必要です。

まずは、狭い空間を素敵に見せるデザインを考える際のポイントを挙げてみましょう。

1.動線計画をする

  • 狭い空間をどのように動くか(ゾーニング)を考える
  • 機能性、安全性(特に高低差のある場合)を重視する

2.意匠計画をする

  1. 遠近感、奥行感を感じさせるデザイン
    • 高さ、前後、左右の凹凸等、立体空間の演出をする
    • 重なり(見え隠れ)の効果を狙う
    • 近くに大きめのもの、遠くに小さめのものを配置する
    • 斜めのデザインを使う
  2. 無機質な材料を多用しない(3種類まで)
  3. フォーカルポイントを作る
  4. シンプルなライン構成とする
  5. 地際(構造物と床の境)に注目させる
  6. 植物の効果的な配置と選定で柔らかさを出す
    • 床面、壁面に効果的に植物を使う
    • 四季の変化を感じさせる植物を配置する
    • カラーリーフプランツを用いる


それでは、これらのポイントを踏まえた具体的なプランをご紹介します。

【間口、奥行き共に狭く、カースペースとアプローチを兼用したプラン】

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タイルを斜め45°に貼ることで、奥行き感を感じさせています。


【間口、奥行き共に小さなアプローチのプラン】

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前後に重ねた門袖の手前に大きな木を配置し、重なりの効果を狙いました。またフォーカルポイントにガラス玉をあしらって、狭い空間をおしゃれにデザインしています。


【奥行きがとれないプラン】

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枕木で立体感を出し、玄関周りに植栽を取り入れることで見え隠れの効果で奥行き感を演出。また、基礎との地際も植栽でカバーして注目させています。


【狭い間口で高低差があるプラン】

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ゾーニング、動線の取り方に注意して、階段の手すりを奥が見えるような仕様にしたり、床面などにも効果的に植栽を配置し、圧迫感を感じないプランです。

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