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イングリッシュガーデンの特徴の一つは、ゆたかな色彩感覚。エクステリアや花の色バランスを自分好みにあれこれ工夫するのも、庭づくりの大きな楽しみです。
色には人の心を元気にしたり、落ち着かせたりする不思議な力があります。色の持つエネルギーの謎を解き、それを上手に活用すると、とても居心地のいいマイガーデンになります。
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色が光の波長であることはすでに知られています。人の目に見える光のうち最も波長の長いのが赤、短いのが紫。例えば、植物の葉っぱが緑色に見えるのは、人間の目が緑と感じる波長の光だけを葉っぱが反射し、残りを吸収してしまうからです。この波長の違いが人間の自律神経に作用し、心を高ぶらせたり落ち着かせたりすると色彩心理学の専門家は言います。カラーセラピーというのは、この働きを応用した心理療法です。 |
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ガーデンのウォールやテラスの敷材、花壇の囲いとなるレンガやブロックなど、エクステリアには茶色のバリエーションが多いですね。ある心理学者は「茶色は生命の母胎である大地を示すと同時に、母の象徴でもある」と言います。それはどっしり落ち着いていて、いつでも帰っていきたくなる安らぎの感情を人間に与えるようです。エクステリアは暮らしの主役ではなく、あくまでそこでくつろぐ揺りかごであり、また自分を表現するステージです。だから安心感があって、ふところの深さを感じさせる茶系が、多くの人に好まれるのでしょう。 |
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赤、オレンジ、黄は波長が長く、心を元気にさせる働きがあると言います。最も働きの強いのが赤、それから、オレンジ、黄の順。『ファウスト』『若きウェルテルの悩み』の作者としておなじみのゲーテは『色彩論』のなかで「黄色は最も光りに近い、喜びの色」と言っています。そういえば子供は黄色が大好き。大人の心もはつらつとさせてくれます。逆に波長の短い青や紫は、心を落ち着かせたり、心を癒したりする働きがあると言われ、例えば冷静さを求められる工場勤務者の制服は青が多いですよね。紫には薬効があると昔から日本では言われてきました。時代劇で病気の殿様が紫のはちまきをしているのもそのためです。 |
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緑は多くの生き物を受け入れ、生態系のバランスを支えてきた色です。また人を励ます黄色と、心を抑制する青を混ぜ合わせ、その両方の特徴をミックスした癒しと再生の色でもあります。大地の安心感を持つ茶色と、癒し、再生、バランスの緑色を、多くのガーデンがベースにしています。ガーデンは人間の心の受け皿そのものです。さあ、あなたはそこへどんな色を加えたいですか。元気が欲しければ、オレンジ、黄色が引き立つように花やアクセサリーをアレンジ。静かな気分になりたい、疲れた心を癒したいなら、青や紫が際だつようにするのもいいですね。色の力と役割を知り、そのエネルギーを心と体にたっぷりしみこませる「色彩浴」。もうひとつのガーデンの楽しみ方です。 |
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※この表は、当サイトが独自にまとめたものです。 |
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