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梅雨時の庭に、一際色鮮やかに彩りを添えるアジサイ。もともと日本の山野に自生していた花木で、性質が強く、あまり日が当たらない場所でもよく育ちます。土の酸度によって花色が変化するため、やや酸性の土壌が多い日本では、庭植えのアジサイは青や紫が多く見られます。 |
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アジサイは、小さな花が多数集まって咲くのが特徴。その花の集まりを花房といい、大きく分けて2種類の形があります。手まりのように丸くこんもりと咲くのが手まり型、房を縁取るように周りに花を咲かせるタイプをガクアジサイ型といいます。
一般に花といわれる花弁のような部分は、がく片が変化したもので、形状や色はさまざま。八重咲きや覆輪などもあります。
性質は種類によって異なり、野生種であるヤマアジサイ系は耐寒性もあり、湿度を好むため、日があまり当たらないような場所でも十分育ちます。ガクアジサイ系は日当たりを好み、日照不足では花数が減る性質を持っています。ガクアジサイ系が親となって改良されたハイドランジア(西洋アジサイ)も耐寒性は弱いので、西日の当たらない日当たりのよい場所か半日陰に植えるようにします。
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購入したときには、たくさんの花が咲いていたのに、翌年はまったく花が咲かないという現象の多くは、剪定の失敗に原因があります。庭植えや鉢花は、最初の2~3年は放任でも十分で、花後は花がらを摘み取り、枯れ枝を整理するくらいの剪定で構いません。
アジサイは剪定の時期が遅くなればなるほど、切り詰めが難しい花木です。花が終わると、すでに葉の付け根に新芽がわずかに伸びていて、この新芽が翌年の開花枝になるため、それを残すように枝を切ります。
新芽は、花がらの下1~2節にはないので、3節目以下の節の上1cmくらいで切ります。合わせて、細い枝や枯れ枝を根元から切り落として株の充実をはかります。花後から8月中旬までには終わらせたい作業です。

枝の先にある芽が花芽になります。花芽ができるのは10月前後で、それ以降に剪定すると花が咲きません。
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