古代から医療用や香料、化粧品に使われてきたハーブ。自然の力で心と体のコンディションを整え、元気にしてくれる効果がある「暮らしに役立つ植物」として人気が高まっています。香りに効能があるものも多いので、「ハーブ=香り」のある植物とも考えられています。
ここでは主に料理やお茶で楽しめるフレッシュ・ハーブを紹介します。ハーブの効能
を利用して、毎日の暮らしにちょっとしたアクセントをプラスしてみませんか?
シソ
日本に古くからあるハーブ。料理やハーブティにも使用でき、精神を安定させるリラックス効果がある。緑色を青ジソ、紫色のものを紫蘇(シソ)と呼ぶ。
  タイム
ピリッとすがすがしい香りで、ブーケガルニなどにも用いられる。風味づけや臭み取りに適し、肉料理や魚料理など幅広く使われている。
抗酸化作用、鎮静作用、発汗作用、
アトピー性皮膚炎、食欲増進
抗菌作用、防腐作用、肩こり、
頭痛、消炎作用、咳止め
スイートバジル
トマトと相性が良く、イタリア料理によく使われる。フランスでは「ハーブの王様」と呼ばれることも。消化不良改善や頭痛、乗り物酔いにも効果が。
チャービル
フランス料理には欠かせないハーブで「美食家のパセリ」と呼ばれている。サラダやスープ、ドレッシング、デザートにまで広く使われている。
消化促進、神経強壮作用、神経痛、
呼吸困難、咳止め、口内炎
利尿作用、消化促進、血行促進作用
スペアミント
別名はハッカとしてもおなじみのハーブの代表格。ペパーミントに比べて甘くさわやかな風味が人気。ハーブティやデザート、入浴剤にも使用できる。
レモンバーム
名前のとおりレモンに似た爽やかな香りで、サラダやハーブティに最適。ドライにしてポプリやスリーピングピローなどにもよく用いられる。
消化促進、胃腸機能の調整作用、
解熱、鎮痛、心身の疲労回復
鎮静効果、老化防止、発汗作用、
不眠症、頭痛、花粉症
セージ
昔から「長生きのハーブ」として知られるサルビアの近縁種。殺菌効果が高いうえに、風味が肉に合うので肉料理のスパイスとして使用されることが多い。
ローズマリー
肉料理と相性が良く、風味付けに用いられたり、シチューなどの煮込み料理にも使われる。花はエディブルフラワーとしても使用される。
殺菌作用、ホルモン分泌の調整、
月経調整、精神安定、気管支炎
肌荒れ、収れん効果、
血液循環の促進、精神安定、頭痛
毎日の暮らしのなかにも、ぜひハーブを役立てたいもの。
ここでは手軽に誰でもできる、簡単なハーブの取り入れ方をいくつかご紹介します。
料理にお茶に、食用として使う場合のハーブの活用法をご紹介します。
 
ハーブティとして飲む場合、フレッシュハーブなら荒く刻んで大さじ1、ドライハーブなら小さじ1がカップ1杯分の分量。沸騰したお湯を入れ、フレッシュは4〜5分、ドライは3分を目安に、ふたをして蒸らせば出来上がり。ローズマリーやラベンダーはきれいな色が出る。ブレンドするならカモミール&ミントの組み合わせがおすすめ。 ハーブの種類と効能でも紹介したように、サラダや肉料理、魚料理など、ほとんどの種類がフレッシュのまま幅広く料理に用いられる。また重宝するのがハーブを漬けたオイルやビネガー。オイル漬けにはタイムやローズマリー、バジル、ビネガーにはタイムやバジル、ミント、青ジソが適している。漬け込むだけで香りのよいスパイスが。
ハーブの持つ香りや効能を、美容と健康に役立てる活用術をご紹介します。
 
疲れ目にはカモミールのティーバックを湯に付けて軽く絞り、目にのせるだけ。目の疲れがすっきりとれる。ティーバックは出がらしではなく、新しいものを使って。肩こりにはペパーミントやラベンダーのドライハーブに熱湯を注ぎ、濃い目の抽出液に浸したタオルを当てると気持ちがいい。ドライハーブがなければ精油で代用してもOK。 キッチンの戸棚には、クローブやシナモンなど虫が嫌うハーブを置けばOK。米びつやパスタジャー、小麦粉にはベイリーフをいれておけば虫がつかない。また靴箱などのニオイが気になるところには、タイムやローズマリー、ペパーミントなどのドライハーブを入れておくと消臭効果が。こまめに新しいものに入れ替えることを忘れずに。
 
フレッシュハーブはざっくりと束ねてバスタブに入れるだけ。ドライハーブはティーバックや木綿の袋に入れたり、キッチンペーパーでくるむだけでもいい。リラックス効果があるのはミントやラベンダー、体が温まるのはカモミールやローズマリー、さっぱりするならタイムやレモンバーム、美肌効果にはローズ。芳香も楽しめる。 リースはフレッシュハーブをクリスマスリースのように丸い円につなげるだけ。扱いにくければ、オアシスに挿すと簡単にできる。壁にかけておけば、自然にドライハーブになる。ポプリはフレッシュハーブを乾燥させて、好みの香りにブレンドするだけ。色合いも考えて彩りよくあわせるのがコツ。ローズマリーやラベンダーがおすすめ。
 
<< Back