UNISON

ソイルブル

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ユニソンの舞台裏 開発者インタビュー

レンガでありながら石積みのような重厚感がある「ソイルブル」。開発担当者の平松が語る、無骨な表情へのこだわりこそが、新しくてどこか懐かしいデザインを生む秘訣でした。

1.凹凸が強い、特徴的な形に至った理由は?

“こだわり”の強い方が選ぶ、プレミアムなレンガを。

ユニソンのレンガのスタンダードと言えば「ソイルレンガ」。

さまざまな空間に馴染み、あたたかな空間を創る表情は発売当初より多くのお客様に愛されています。


そんなスタンダードなレンガとは対照的な、レンガの枠にはまらないプレミアムなレンガを創りたい!という想いから開発をスタートしました。

そのようなレンガは、インテリアをこだわって選ぶような強い“こだわり”を持った方に選ばれるレンガだと思ったのです。


今、インテリアで注目されているのは『ブルックリンスタイル』や『男前インテリア』といった“ヴィンテージ感”が
ポイントとなるデザインテイスト。

あえて使い込んだような印象の家具を置いたり、レンガやタイルを壁に張っておしゃれなカフェのような雰囲気を
演出することがトレンドとなっています。

そのスタイルを家の外でも取り入れられるように、“ヴィンテージ感”に一番こだわりを持って開発しました。


一般的なヴィンテージレンガは使い込んだ風合いが魅力ではありますが、建物の解体時や
リノベーション時にしか手に入らず、形が不揃いだったり、数が足りなかったりと思うように手に入りません。

だからこそ、そのようなデメリットを改善できる工業製品でこそ“ヴィンテージ感”を表現する必要がありました。

そこを徹底的にこだわり、生まれたのがこの特徴的な形です。

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使い込んだレンガの雰囲気を。

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長年使ったレンガは角が取れて丸くなり、そこからは人のぬくもりさえも感じます。
そのようなあたたかさを出すために、凹凸を強調したカタチを追求しました。


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また、表面に入れたスクラッチのような凹みで、新しいレンガにはない、
人が使い込んだ雰囲気を表現しています。

昔ながらのレンガの良さを。

みなさんはレンガといえば何色を思い浮かべますか?
ソイルブルはこれぞレンガというカラーをラインナップ。
倉庫に使われていることの多い赤茶系と、昔のトンネルで煤(すす)が付いたようなブラウンの色合いはどこか懐かしく
親しみさえ感じていただけると思います。
どちらも表面に色砂を用いることで色幅を生み出し、さらに時を経たような色合いを再現しています。

セントローズ ディーゼルブラウン

イチオシの施工方法!

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目地で引き立つ!ヴィンテージ感

目地のカラーや仕上げはレンガ塀を作る際の重要な要素。
目地にこだわることで、ぐっとヴィンテージな雰囲気がアップします。
おすすめは「ブリックモルタル」の白色や白茶色
レンガと対照的な明るい目地は、レンガの陰影を強調し、
月日が経ったような空間を創り上げます。
仕上げはレンガの凹凸感を活かすため、平目地や引込み浅目地にして
目地が盛り上がらないようにする
ことがポイント。
ラフな印象にすることで無骨なレンガに調和します。

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目地イメージ

2.組み合わせにおすすめのアイテムは?

シンプルなテクスチャーのアイテムと。

存在感あるレンガのため、シンプルなものがおすすめ。

例えば、外壁はガリバリウム、ポストは「テラ:ブラック」のような
男らしい印象があるアイテムと相性が良いです。
小物にはブリキ素材のものを取り入れると、おしゃれなカフェのような空間を演出できますよ。


また、自然とともに時を経たような表情を再現しているため、植栽との相性も抜群。

植栽の生長とともに、レンガの経年変化も楽しんでいただきたいです。

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3.“経年変化”をもっと楽しむには?

年を重ねるごとに変わる表情を見つけて欲しいです。

レンガの魅力は、年を重ねるごとに表情が変わり、味わい深くなることだと思います。

ソイルブル」は最初から月日を経たような自然な風合いを楽しめることはもちろん、
汚れや苔が付いてもそれがまた魅力となり、どんどん成長していきます。

ぜひ、その変化を見つけて、長く付き合っていただければ嬉しいです。

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