株式会社ユニソン大阪事業所が、「2024 グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞いたしました。

受賞番号: 24G141103
「2024 グッドデザイン賞」受賞について
関西圏物流の要所となる場所に景観エクステリアメーカーの物流と営業拠点を集約。
エクステリアメーカーの拠点として積極的に地域に開放する試みにより、まちなみを創る企業として“まちの日常の一部”となり、企業や地域といった境界を超えた“まちの広場”をになう地域融和型拠点として評価されました。



【審査員の評価】
鶴見緑地の近くの物流の拠点となる敷地に設置されたエクステリア・メーカーのショールームと事業所である。だが、利便性だけが狙いではない。地域とのつながりを大事にした施設として、とりわけ木の架構に包まれたコミュニティスペースでは、マルシェ、レクチャー、ワークショップ、植栽など、様々なイベントが開催されている。また、エクステリアの製品をただ並べて展示するのではなく、実際に建築の床や外構の一部として積極的にデザインに組み込んだことも重要だろう。



❝まちの広場❞をになう地域融和型拠点
「ユニソン大阪事業所」の取り組みについて
交通網の発展と近隣商業施設の移転が予定されているような過渡期を迎えている地域に、前拠点の移転・集約に伴い、従来の施設では行えていなかった個や地域との関係性を育むべく、これまでの拠点の機能に加えて講演会やイベントなどを行える場が求められました。配置計画は物流拠点となるストックヤードは北側に配し、事務所などの建物はまちと接する南側に計画し、敷地南西側に余白を設けました。この余白の場やコミュニティスペースは地域に対して積極的に開いており、地域で活動するパフォーマーや社会福祉協議会マルシェ主催者など多様な人と協力しながら多様なイベントを開催しています。こうした地域と連携したイベントは継続的に行われ、多くの方々にご来場いただいています。まちが大きく変わろうとしている中、地域に根差す企業として積極的に地域と向き合うことで、まちと敷地の境界を曖昧にし、まちに融和した広場のような拠点が生まれました。

セミナーの様子

防災体験会の様子
株式会社ユニソン 大阪事業所
〒538-0031 大阪府大阪市鶴見区 茨田大宮2丁目8番 13号
コミュニティスペース「玄と素(くろとしろ)」についての関連記事をご紹介
玄と素イベント情報 庭のコトを発信しています