UNISON

フォトギャラリーPHOTO GALLERY

2019年入賞作品

ファサードガーデン

優秀賞

リ・ガーデン賞

評価ポイント

造園家・荻野氏より

造園家・荻野氏より

駐車場土間や塀を起こさず、外構は至極シンプルでアプローチの植栽と一面の芝生で構成しているので、緑視率も高く、非常に開放的な印象の庭だと感じました。建築の雰囲気や施主の要望に合わせて庭を提案している点で、柔軟な発想とプレゼン力のある方だと感じました。外構はなるべくシンプルにして、緑化ブロックや枕木も直線的なラインが出ないようナチュラルなラインで描くといった細やかな配慮にも感心しました。

応募者の声

スウェーデンハウスには芝庭が似合う。
そんなコンセプトから設計が始まりました。新築から8年もの間、広すぎる敷地で外構工事をためらっていらっしゃいました。アウトドアが大好きなお客様は週末には仲間たちとマルシェをこの庭で開催されるそうです。
ヒアリングの際の最初のご希望は「自転車置き場」。
「8年自由に自転車を置いてきた子供が、今日からここが自転車置き場だよーって言って、きちんと置きますかね?」→「絶対置かない」という事で、あんなに欲しいとおっしゃっていた自転車置き場は造っていません。完成後も相変わらずお子様たち3人バラバラなところに置いています。
『自由に置くことが絵になるような庭に』。
もう一つのご希望だったカーポートも無くし、クライアントご夫婦も車を好き勝手に置いています。芝の駐車場も場内でUターンができるようにリビオ[ai]緑化をレイアウト。白く美しいラインが玄関までのアプローチを長く、美しく見せられるよう設置の角度もデザインしています。もちろん管理が楽になるよう 自動灌水システム スプリンクラーをセットしてあります。芝庭には欠かせないアイテムです。
これから育っていくお子様たちを優しく包み込む雑木のトンネル。玄関先から見送る母の気持ち。大切な家族を見送る奥様の目線から見える古枕木アプローチは、Rでデザイン・設置し暖かな家族の象徴としました。雑木のトンネルと古枕木アプローチでずっと見守っていてくれる安心感が表現できました。
「この庭に似合う 車にしなくちゃ!」ということで庭が完成するとジープもセットでお買い上げです。