UNISON

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2018年入賞作品

パブリック

最優秀賞

評価ポイント

建築家・伊礼氏より

建築家・伊礼氏より

公園の中の樹木を残しながら 創り上げたストリートが秀逸。あるイベントの時に訪れた現地は、さくら、ケヤキ、クロガネモチ、アラカシ、シラカシ、クスノキと多種目の樹木がそびえ立ち、環境と時間を繋げる開発であったことが窺い知れた。

造園家・荻野氏より

造園家・荻野氏より

大阪のような都会において、自然をより身近に感じられる空間は貴重な存在となっているだろう。なにより、樹木には人を惹きつける力がある。既存木を大胆に残しながら建物がそれらを守っている印象がとても良い。また、施設のファサードをパブリックスペースに対して開口部を大きく取ることによって開放的な印象を与え、道行く人は店のにぎわいを感じられる。
貴重な自然資源を保全し、活用していくことはこれからのまちづくりに非常に重要な考え方となる。

応募者の声

この度は、栄えある賞を頂きましてありがとうございます。
本件は、大阪城公園の中に建設された公園利用者の為の施設です。公園に来られる方々に心地よく過ごしていただける空間を目指しました。風が通り抜け、木々により木陰ができる、そこでそれぞれの時間を楽しんでいただくことをイメージし建物や外構、照明デザインを行いました。水都大阪の川の流れをモチーフとしたインターロッキング舗装は空間に柔らかな印象をもたらしています。