UNISON

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ミライクル2023年入賞作品

デザインアワード

まちなみ

ゴールド賞

評価ポイント

建築家・伊礼氏より

建築家・伊礼氏より

ハウスメーカーがこのレベルの分譲住宅を提供できることの素晴らしさに頭が下がります。所有の概念を少し譲るだけで、これほど豊かな外部空間を共有できることを見せていただけた・・・素晴らしい仕事だと思います。

造園家・荻野氏より

造園家・荻野氏より

分譲住宅でなければできないことに挑戦されていてコンセプト通り、建築と庭が一体的に計画されているので小さなまちづくりとも言えるプロジェクト。共有スペースでこどもたちが遊んだり、セットされたベンチで井戸端会議があったりと日々の楽しい風景が目に浮かびます。

応募者の声

この度はこのような栄えある賞を頂きまして、本プロジェクトに関わった関係者を代表しまして、御礼申し上げます。
そして、このプロジェクトに参加して設計・施工にご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
 この計画地は森や畑に囲まれる形で南ひな段のブルーベリー畑が広がっていました。建築をする時は緑を切り倒して住宅が完成し、以前の姿が何であったかを想起する事もできないような風景になってしまう事を私達は多々目にします。分譲住宅を形成しても、この場所の記憶を残しながら、廻りの環境と繋がるような緑の地にできないかと考えました。
 そして、別荘地のような非日常的な場でしか手にできなかった安らぎ、寛ぎを日常的に感じ、暮らしのすぐ傍で緑に触れてリラックスでき、その中で住民同士が交流できる街づくりを目指しました。室内に居ても外の緑を感じられるように居住空間を配置するとともに、外と繋がれる中間領域をつくり、その領域と庭で住民同士で集まり、緑(自然)を楽しめるコミュニティ空間を多くの木々がつくりだしています。
 この想いを伝えながら、これからも住まい手と共にこの分譲地を育てていければと思っております。