UNISON

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ミライクル2024年入賞作品

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評価ポイント

建築家・伊礼氏より

建築家・伊礼氏より

庭をつくるという時に、どうしても拒絶反応がある人はまだまだ多くて、でもこのように草花とかハーブを中心に植えていくと受け入れやすいですよね。その洋風な感じがすごく新鮮でした。荻野さんと二人で仕事をした時も、庭木は要らないというご主人がいたりもするのですが、「ちっちゃいのを植えるから」とか言いながら、こっそりちょっと大きめなのを植えたりするのですが、最終的には喜んでもらっています。

造園家・荻野氏より

造園家・荻野氏より

元々ある材料を最大限活かして庭づくりされた点を高く評価した。地域の材料や現場で出た古材の再利用は地域の方々の思いや歴史を受け継ぐというストーリー性につながり、新しくつくった空間でも熟成感を醸してくれる。五感で楽しむ、という庭に出て使ってもらうための仕掛けも考えられており、身近で親しみのある庭になっていることが写真からも伝わってくる。

応募者の声

この度はこのような名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。
アトリエガーデン卯月苑のモデルガーデンを作るにあたって3つのコンセプトをたてました。
(1)五感で愉しんでもらい、庭の良さを伝える。
(2)小さいことから始める環境問題【もったいない(資源の再利用)、温暖化の抑制等】
(3)人、地域の繋がりを大切にする。
この庭をつくるにあたり環境問題を考え、周囲環境と調和し、自然の流れを壊さない庭づくりを意識しました。元々この土地にあった石などを活かし、価値のあるものを無駄にせず、また新たに次の道へと繋いでいく庭づくりをおこないました。
モデルガーデンでの打合せで、実際に庭を見て、草花に触れたり香りを嗅いだり、ハーブティーを飲んでいただいたりと五感で庭の魅力を実感していただきました。すると植木はあまりいらないというご要望だったお客様が「手入れができる範囲で庭を作ってみよう」と言ってくださいました。こうして少しでもお庭を作ってくださるお客様を増やしたいという想いで仕事を続けています。
作り手として、住まい手の暮らしを心豊かにするお手伝いをすることが、私たちの仕事であり、幸せだと感じます。