街の中心にあるのは明るい陽だまり。
インターロッキングを石畳のように敷き詰めたその空間は
住民同士の交流の場、こどもたちが安心して遊べる場、それを
見守れるようなベンチを配置し、豊かな植栽で四季を感じ
心豊かになるような設えをしました。

これだけの大空間をインターロッキングで一面施工し
全５邸ともゆるやかに繋げるのは現場泣かせで
高低差や水勾配の取り方、生活に必要となる私設柱の設置位置等通常の住宅にはない苦労が多々ありました。
そしてインター空間だけでは無機質になるので植栽計画にも
こだわり、納品された木々を１本１本配置して現場最適に仕上げました。

今回の受賞は、共有地としてこの空間を生み出した
区割り計画に建物の配当・外観計画、そして外構計画と分譲住宅の一連の流れの中で、相互の連携と皆が同じベクトルでこの街を作りあげることができた結果だと思っており、この物件に携わったメンバー皆がとても喜んでいたのが何よりも嬉しかったです。そしてこの街を選び入居されたお客様が幸せに豊かに暮らせることができると信じています。