建築家・伊礼氏より

外構設計のコンテストとしては評価しにくい事例ですが、庭の一角に設けられたサウナが外部空間の楽しさ、豊かさとして、庭のあり方の楽しさを具現化しているように思います。

造園家・荻野氏より

まず施主のセンスが良いと感じた。これからの庭のあり方として施主参加型のスタイルにも好感が持てる。サウナを敷地の奥に配置し、奥行きのあるプランになっている。素朴な仕上げや素材使いも好印象で、既存木や周りの景色ともうまく馴染んでおり開口からの景色も良い。

今回のコンテストの募集内容が写真だけでなくストーリー性を重視したものということで応募してみようと決めました。
　そこで『3人の庭物語』とテーマを決め、ストーリー性を感じる3人のお客様にインタビューをさせていただきました。
　お話を伺ってみて、それぞれの庭への想いがあり、庭にも物語があることを知ることができました。
中でも今回受賞させていただいた篠原さんの庭への想いは深く感動しました。
まだお若い篠原さんですが見習うことがたくさんありました。これはインタビューをしなければわからなかったことです。篠原さんありがとうございました。
そしてこの経験を生かしてお客様の庭への想いを反映した庭づくりに取り組みたいと改めて感じることができました。
コンテストという機会をいただいて感謝いたします。